手書きの資料は思いが伝わる
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いつも拝見してるブログなんですけど、手書きの資料ってほんと大事なんですよね。
自分も社内で、ちょっとしたことを説明するのに、裏紙を出してミミズの這ったような字で、「これがこうで、あれがあれで、だからこうなんでりますよね?」って、概要図とか、仕組みとか説明します。
説明終わると、「その紙ください」って必ず言われる。
「えーっ?こんな汚い字、読めますか?」っていつも聞くんですけど、説明しながらリアルタイムに書いてくれた資料は、たとえ字が読めなくてもOKなんだそうです。
普段からあまり字を書かないので、説明しながら字を書くと、ものすごい省略した字になり、自分でも恥ずかしいんですけどね。
でも、パワポやエクセルで作った資料にはない、臨場感があるんだそうです。
パワポなんかで綺麗に作った資料は確かに見た目はいいですし、役員向けの資料とかだったらそれが当たり前かもしれませんが、上っ面の資料の感じがするのだそうです。
こんな話をきいたことがあります。
ある展示会で、システムの説明を聞いたお客さんがちょうどそんなシステムを探してたらしく、ある程度の話しをその場でしたそうです。で、出展してる方の担当者は「後日提案に伺います」ってことで、その日は終わった。
普通なら、展示会の会期が終わってから、当日聞いた話しを元に提案書作って…ってなると思うのですが、この担当者はお客さんと会った日の夜、手書きで提案書をまとめ、翌朝には訪問。その結果、その商談は成立。
なんだそうです。これ10年ぐらい前の話しなので、今みたいに社外でネットが使える環境もそれほどないころですね。今なら、それなりの会社であれば外からでも会社のサーバに接続して、提案書の雛形持ってきて…ってできますけど、当時は多分そんなことできない時代。
そこで、手書きで提案書作ったってことなんだと思いますけど、この話聞いてすごいなーと思いました。
この話、本当は「手書きの資料」が重要なのではなく、「翌日提案しにいった」ことの方が大事なんだとは思いますが、手書きならこんなことも可能なんですよね。
そして、手書きは、書き手の「思い」が伝わるのかもしれません。
なので、自分はもう少し字を綺麗に書くように心がけましょうという反省でした。