部下なし管理職の哀しい日常

部下はないけど管理職ということで、こき使われるオッさんの戯言

クラウド

社内のサーバとかを、クラウド化するということが大流行りなわけですが、自分はあまり賛成できないと思っています。

どういうサーバを、クラウド化するかにもよると思いますが、

1. ネットワークになんらかの問題が起こったら、使えない。
2. ネットワークで接続するということはそれに伴ってネットワーク機器も増えることになり、障害ポイントが増えることになる。
3. サービスを提供する会社が、契約更改時に値上げし、その要求を飲まなければ使用を継続できないという事態があり得る。
4. 本当に重要なデータを外部に預けてよいのか?

ネガティブなことばかり考えすぎだと言われるかもしれませんが、便利なところの裏側にはよく考えないといけないこともあるとおもうのです。
クラウドを使うということは、データという人質を取られて首根っこ押さえられてる状態とも考えられます。

重要なデータはクラウド化してない、ネットワークは二重三重にしてあり、万が一の場合はクラウド化したサーバがなくても大丈夫、って言われるかもしれません。
でも、それだったらクラウド化する意味が薄れるのではないでしょうか?

そんなことをいろいろ考えてしまうので、自分はクラウド化はあまり賛成してませんが、バックアップサイトとして、クラウドを使うのはありだと思います。仮にダウンしても業務に直接影響はでませんし、バックアップデータはそのままでは使えない形式のものが多いですからね。

クラウドサービスを提供している会社は、それなりの規模の上場企業で普通に考えれば信用もある企業とは思います。セキュリティ対策もしっかりやるでしょう。
でもね、そこの中の人は本当に信用できますかと、いつも思ってしまいます。
まあ、そこまで心配していたら、何も使えないんですけどね。