部下なし管理職の哀しい日常

部下はないけど管理職ということで、こき使われるオッさんの戯言

なんだかんだ言っても中堅企業以上が楽だよね

今勤めている会社は、従業員50人に満たない小さな会社です。この規模の会社は数社目なんですが、元は一部上場企業で働いてました。歯車の歯の一枚でいることが嫌だったのと、理不尽な上司たちに嫌気がさして辞めました。

最初に転職した小さな会社は、風通しも良く、やり甲斐のある仕事が出来て収入も増え、転職してよかったなと思ったものでしたが、ある時業績が悪化してリストラされ、それから幾つか小さな会社ばかりに縁があってお世話になりましたが、どこも業績悪化して先の見通しが立たなくなり離れることになりました。

収入も鳴かず飛ばずで増えることもなくあのまま我慢して元の会社にいたらよかったかなと思うこともあります。

で、結局のところ、政府の政策にしてもなんにしても大企業とかそのグループ企業は恩恵を受けられても、末端の中小企業にはほとんどメリットがないというのが正直なところでしょうか?
法人税減税とかされてもそもそも法人税たくさん払っている企業ならメリットがあるかもしれませんが、ギリギリのところは会社にとっては少しはメリットあっても従業員にとってはなんの恩恵もありません。これが中堅以上の企業だとそれなりに給与に反映されたりもするのでしょうか?

上場企業には上場企業のめんどくささとかありますけど、東芝とかシャープみたいなことにならなければ、とりあえず安泰でしょうし、それなりの給与がもらえるわけです。中には給料泥棒と言われる人も居るでしょうけど、そんなのが多少いても会社自体は回る。会社が傾いたりするのは経営陣がヘタ打ったとき。
東芝もシャープも結局は経営陣の責任ですもんね)

中小企業には中小企業の良さがあるのはわかりますし給与の面では一時的に良い場合もあるかもしれませんが、トータルで見たらやはり負け。

政治家も金を出してくれるところ向けの政策しかやらないしね。

まあ、独立できる金も度胸もスキルもない平凡な人間の戯言ですけど。